新暦では霜月が、旧暦では神無(有)月が過ぎてゆきます。
長い夏から、あっというまに、暦も空気も、冬が深まってきていますね。
東京でも木の葉の色が、ここ1週間でだいぶ美しく染まってきました。
自宅近くにも、サロンの近くにも、それぞれ大きな銀杏が見事な神社仏閣があります。
日々、参拝するたびに、色づきが増していくのを見ていると、
都会の中でも自然の移り変わりを感じながら、生活していることの喜びが湧いてきます。
中でもサロン近くの「森厳寺」(しんげんじ)には、世田谷区の保存林にも指定された、それはそれは立派な大銀杏があります。
このお寺は、別名“淡嶋”さん、という鍼灸や針供養のお寺さんとしても有名で、「針」と縁があることから、お裁縫、さらには女性を守護するお寺である。。ということを、知人の方から教えて頂きました。
「森」という字がつくところから、日本の森の香りを扱い、またリラクセーションのサロンである当店とはとてもご縁があるなあ、と思っていたのですが、
さらに女性に深く関わる、というところで、ますますご縁を感じ、この「代沢」と呼ばれる地区でお仕事をさせて頂いていることに、あらためてありがたさを感じています。
そんな中、11月18日、
サロンアロマホラは下北沢に移転し、2周年。
3回目の冬を迎えています。
ひとえにご来店、ご愛顧頂きました皆様に、
支えられ、励まされての、2年間。
心より感謝もうしあげます。
まことに、ありがとうございます!
サロンでは、その感謝をお伝えするフェアとイベントを開催しております。
上のお写真はそのひとつ、サロンオリジナルアロマキャンドル。
12/28までのご来店、またイベント参加の方に先着で差し上げております!
ススのでにくい大豆ワックスを使い、
香り付けから、作成、ラッピングまで、丁寧に一つずつ手作業をしております。
これからの寒い夜も、ぜひこのあたたかな光と和みの香りに包まれてお過ごし下さい。
☆プレゼント、イベント情報など詳しくは→こちらのページをご覧下さい!
大変驚いたのは、フェアに訪れた通りすがりのお客様の中で、
「気仙沼大島、いったことあるのよ!」という方が、思いのほか、多かったこと!
三陸沿岸でも、有数の美しい砂浜を持ち観光地としても有名な気仙沼大島。
「懐かしいわあ」と思い出ばなしをしてくださる方もいらっしゃいました。
また普段から椿油を愛用している、という方が、
産地や製法による椿油の品質の違いについても詳しくご質問頂き、
トリートメントも受けた上で納得してお買い上げされていく場面も。
これまでは「復興支援」という色が濃い椿油販売でしたが、
本当によい品質のものだからこそ、お買い上げして頂ける、
ほんものは、伝わるのだなという喜びも、感じる事が出来ました。
当店でも椿油を使ったトリートメントが、徐々にお客様に認知されてきていますが、
ますます自信をもって、お客様にご提供できる。。そんな手応えも感じました。
また、ハンドトリートメントの売上分は、気仙沼大島が被災した際に、オイルをしぼる圧搾機などを支援し、先日の台風で甚大な被害をうけた伊豆大島へのチャリティとして、特別に寄付をされます。
2日間でのべ80名様にトリートメントをさせて頂き、売上4万円が寄付される運びとなりました。
ご来場の方には、まことに、感謝申し上げます!
イベントとしても、この椿油の認知度を上げる意味でも、大きな成果を上げることができましたし、
私個人としても、ご一緒させて頂いたセラピストの皆さんや、気仙地方からいらした物販ブースの方、他ボランティアの方とも、いい出会いと交流を持つ事ができ、充実のイベントとなりました!
この椿油は、東北と東京、伊豆大島、
そして使ってくださる方、支えている方…
様々な方との“縁”を結ぶ、
大きな架け橋となっています。
思えばこの春頃、同じ地元下北沢で同じ「気仙」とつながりを持ち活動している方々の存在を知り、
いつか一緒にできたら、と思って、コンタクトをとったことからスタートし、
「椿の森」と下北沢が、このような形で“ご縁”がつながったことを、とても嬉しく思っています。
まだまだ東北には、いろんな力が、必要です。
またこのような機会が、今後も継続的にもてるように活動していくのが、
東北の自然の恵みを使い、仕事をしている私の役割の一つかな、とつくづく感じています。
これからも、「森」から始まる、ひとつひとつのご縁をだいじに。。
また新たな日々を、積み重ねて参ります。
桃栗3年、さらには柿8年…を、一歩ずつ目指して。
椿の苗に負けないように、すくすくと育てていきたい。
サロンアロマホラを、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。